- behomala10405
「触れあうということ」
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◆◇ 触れあうということ◇◆
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前回、前々回とタイ古式マッサージの奥義
「ジャップカサイ 睾丸マッサージ」
「ヨクトーン 子宮卵巣マッサージ」
という男性ホルモンや女性ホルモンを活性化させる効果があるといわれている、マニアックな施術を扱っているというお話をさせて頂いた私ですが、以前もお話ししたかもしれませんが、実際はパートナー同士でこのような施術をすることが出来れば良いのになと思っています。
まず、このような施術をクライアントはどうして受けているのかというと……ご相談内容は様々です。
ただ最近よくお話に出るのが
「パートナーにがっかりされたくない」
というような声です。
男性のなかには、うまくセックスが出来ないことに悩み、プロとなら出来るかもしれない。という事で風俗にいかれている。
というお話を聞くこともあります。
私からしますと、パートナーがいるのに?他でするって?え?どういうこと?
と正直?マークが最初は出まくりだったのですが、そういう行為をすることが目的というより、ココロの問題の方が大きい方もいる。
と最近は理解出来るようになりました。
パートナー同士の触れあいがなくなるとどうなるか
私はよく知っています。
現在はシングルの私ですが
私にもパートナーがいた時があります。
私は夫に
「神聖な存在になってしまった」
と言われ、出産後から離婚にいたるまでずっと夫に触れてもらえない妻でした。
離婚の理由は勿論これだけが理由ではありません。
でも
多くの理由の原因には、少なからずなっていたと思います。
私は、愛する人に触れてもらえないという寂しさを知っています。
誰でも良いわけではありません。
愛する人と触れあいたいのです。
「ジャップカサイ」や「ヨクトーン」はセックスをすることを目的としているだけの施術では勿論ありません。
しかし、クライアントのお悩みは、パートナーとの大切な時間について語られることが増えています。
私には話せても、パートナー同士では話せないことってやっぱりあるんですよね。
大切な人に対してだからこそ
「恥ずかしい」とか「拒否されたくない」という思いも出てくるのだと思います。
過去の私もそうでした。
そのまま触れあいがなくなったことで、本音の話しが出来ない関係になっていきました。
そして私の場合は、触れあいがなくなるとともに、自分への肯定感も落ちていき、気持ちも不安定になりやすくなりました。
触れあいがなくても人は生きていけます。
でも、とても孤独です。
現在私は、タイ古式マッサージを通して人のカラダに触れさせて頂くお仕事をしています。
そこで気づいたことがあります。
それはカラダが触れあうとココロも触れあうという事です。
人のぬくもりに、ココロが緩み、温かなものがカラダに流れこんできた経験はありませんか?
大切な人に、ただ触れてみる。
そうすることで、なにか気づくことがあるのでは?と思っています。
触れあうということは、何もセックスだけではないですよね。
触れあい癒し合う方法は、お互いへのマッサージでも良いのではないでしょうか?
そこからまた、より深い関係が始まることもあると思います。
ここで簡単に出来るパートナーへのケアをひとつ。
お腹を撫でてあげる。
というものです。
幸せホルモンといわれている「セロトニン」は内臓で作られています。
お腹を撫でて腸の動きをよくしてあげることで、幸せはより多く作られるように感じます。
出来れば時計回りにおへそ周りから螺旋状に優しく触ってあげてみてください。
自分の手が冷たいな。とか温かいな。
と自分のことにも気づくことも出来るかもしれません。
そしてもし手が冷たいときには、カイロなどで温めてから相手に触れてあげてくださいね。
触れあい癒し合う方法はひとつではありません。
もっとパートナーへのマッサージを知りたい。
という方は
パートナーマッサージのオンラインセッションもご用意していますので、よろしければご利用くださいね。
寒さが増してきました。
温かなココロとカラダで、皆様が健やかで幸溢れる日々をお過ごしされますようお祈り致します。
2021年11月25日
吉川ローク