- behomala10405
「この世をば わが世とぞ思う」
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◆◇ 今日は何の日? ◇◆
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1月29日、今日は平安時代の中期~後期に「藤原時代」という栄華を究めた、藤原道長が摂政になった日です。
「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる ことも なしと思へば」
藤原道長の「望月の歌」
この世は私のものだと思える
なぜなら、私の力は満月のようにまったく欠けたところがないからだ。
というような意味だと言われています。
ごう慢にも思える詩ですが、パワーがみなぎっている詩ですよね!
月は必ず満ちては欠け
欠けては満ちていきます。
「望月」いわゆる満月は一時だけです。
いま、私は最高に満足している!
人生って素晴らしい!
そんな風に思える時って
実は一時だけで
そこに至るまで
そしてその後は
心は欠けたり満ちたり変化しているように思います。
ごう慢と思われるくらいの
「この世をば わが世とぞ思う」
ほんの一時くらい
それくらいの時を過ごして良いんじゃないかと思います。
満足なんて人それぞれ
他人が決めることではない。
「私は満足している」
それが一番大切なのだと思います。
あなたは自分自身を満足させる方法を知っていますか?
時には自分の内側に目を向ける時間を作ってみませんか?
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◆◇望月な自分になる方法 ◇◆
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今日は自分の好きを見つけ、自分を好きで溢れさせるための簡単な準備運動をお伝えさせて頂きます。
色々ありますが、今日はひとつだけ。
まず、今あなたが動ける範囲のスペースで、居心地の良い場所を探してください。
そこはソファーの前かもしれません。
キッチンかもしれません。
ベッドの上かもしれません。
トイレの中かもしれません。
押し入れの中かもしれません。
居心地の良い場所を見つけたら
今度は、自分で自分に触れてみて
触り心地の良い場所を探してみます。
頭かもしれません。
喉かもしれません。
胸かもしれません。
お腹かもしれません。
触り心地の良い場所が見つかったら
そこに触れた時には
どんなイメージが出てきますか?
きっとあなたが微笑みたくなるような
何かがあなたの内側に現れてくれると思います。
そうしたら
もっとあなたの心地よい事を内側にたずねてみて下さい。
どんな答えが出るでしょうか?
決まりなどはありません。
自分自身だけが答えをもっています。
私がワタシに微笑みかける。
そんな時間が過ごせることを願っています。
望月な時を与えるためには
自分の好きを知り
それを自分自身に与えてあげる
それだけなんだと思います。
でも「それだけ」がなかなか難しく感じる時もありますけどね。
《私を癒すのは私たち》
皆様にとって健やかな日々でありますようにお祈り致しております。
2023年1月29日
吉川ローク